ケイパビリティ・アプローチは仮想的な自然状態からではなく、「人間の尊厳に値する生は何を要するか」という問いから始まる。
The capabilities approach starts not from a hypothetical state of nature but from the question: what does a life worthy of human dignity require?

哲学者
マーサ・ヌスバウム
現代アメリカを代表する倫理学者・古典学者(1947- )。アリストテレス的徳倫理学を現代に蘇らせ、経済学者アマルティア・センと共に「ケイパビリティ・アプローチ」を展開した。シカゴ大学教授。京都賞(2016)、ホルベア賞(2021)等の主要賞を相次いで受賞している。古典哲学から法学・フェミニズム・動物倫理まで横断する稀有の知性として知られる。
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出典: Creating Capabilities (Belknap Press, 2011)Verified
マーサ・ヌスバウムの他の名言
関連する名言
汝自身の人格においても他のあらゆる人格においても、人間性を常に同時に目的として扱い、決して単に手段としてのみ用いてはならない。
-- イマヌエル・カント
正義は社会制度の第一の徳であり、真理が思想体系の第一の徳であるのと同じである。
-- ジョン・ロールズ
社会的・経済的不平等は、社会の最も不遇な人々にとっての最大の利益となるよう編成されねばならない。
-- ジョン・ロールズ
各人は正義に基づく不可侵性を持ち、社会全体の福祉によってさえもそれは覆されえない。
-- ジョン・ロールズ
我々がこれまで保護し支援することを誇りとしてきた罪なき民族を、いま略奪する正当な権利が我々のどこにあるというのか。
-- マリア・テレジア